マナー・礼儀とは
マナー・礼儀ってなんですかね。
マナーはこれこれ、礼儀はこれこれって、それぞれ細かい意味合いを調べていくと微妙な違いはあるはずですよね。
礼儀 れいぎ
- 社会の秩序を保ち、他人との交際を全うするために、人としてふみ行うべき作法。礼節。
- 謝礼
マナー まなー
- 行儀。作法。礼儀
大辞林から
辞書で調べるとそれほど意味は離れていないですよね。
マナー礼儀のイメージってどういう感じでしょうか。
ちょっと面倒くさいものっていうイメージはありませんかね。
髪の毛をひっつめた、和服の女性が「そんな所作はありませんっ!」ぴしっなんて厳しいことを言われるようなイメージでしょうか。
そもそも、礼儀とかマナーとかって必ずやらなきゃいけないことでもないですし、できないことの方が意外と多いイメージではないでしょうか。
例え自分がこうすべきと思っていても、相手の方がそれをすることによって不快な思いをするとか、ちょっと不便になるとか、自分の状態だけで実行することができないものですよね。
だからこそ「失礼」という言葉が出てくるわけでしょうから。。。
マナー・礼儀はあなたのため
「あなたのためだから〜〜」とお為ごかしな感じで、マナー礼儀を実行するっていかがなものでしょう。
相手のことを考えてできることをしていくことがマナー礼儀の基本だと考えています。
私の考えるマナー礼儀って、相手のことを考えて相手に愛情を伝えるためのものという考え方です。
であるならば、マナー礼儀って相手に対して自分の気持ちやら思いを伝える手段ですよね。
ということは、マナー礼儀は相手のためと言いながらも自分のためではないでしょうかね。
相手に対して何ができるかを具現化したものがマナー礼儀です。
つまり発信者は私ですからマナー礼儀を実行するのは私のためではないでしょうか。
なんて難しく考えるまでも必要もないのでしょうが、誰かのためあなたのためって考え始めるとお節介度がUPしてしまいますよね。
そうではなくて、自分の愛を伝えるための手段と考えれば、自分が主体になればそれほど力んで実行しなくても良いのではないでしょうかね。
「〜しなければならない」そんな思いでいても愛情は伝わらないですよ。きっと。
「仁」を伝える「仁」が外にあらわれたもの
人を大切に思うこと、相手を思う気持ちを伝えたい。
それがマナー礼儀の根っこにあるものだと伝えたいと思っています。
昔からの私たちの先輩が、人付き合いの中でたくさん失敗してくれたおかげで、その知恵を使わしてもらっている・・・そんな感じです。
先輩たちに感謝!