電車のアナウンス

「申し訳ございません」

車掌さんはよく謝りますよね。

「電車、遅れまして申し訳ございません。」
でもなかなかお詫びの気持ちが伝わってこない…
おそらく遅延理由のほぼほぼは、お客様要因ですよね。ほんとにごめんなさいの気持ちがないと伝わらないですよ。

私個人の考えです。コントロールのできないモノについて、なんだかよくわからない状態で謝る必要は無いんじゃないかと思うのです…ちょっと乱暴ですかね。

まずは、事実だけをお伝えするだけじゃダメなんでしょうか。

大雨の影響で遅れが
そんなのコントロールできないでしょ。安全第一!

お客様同士のトラブルのため
そんなので遅延したら損害賠償でしょう。

お客様救護のため
それで謝られちゃったら、そのお客様の立場は…。

列車故障のため
それは思う存分謝ってください。

それでも謝りたい時には…

「〇〇駅で具合の悪いお客様がいらっしゃいました。救護活動のため列車が遅れております。特にお急ぎのお客様にはご不便をおかけしております。申し訳ございません。」うすーく青字くらいな感じで。。。

あんまり変わらないかな?

謝辞の後には間をとる

自分が電話応対などの研修の時に良くお伝えしていることなのですが、見えない相手にとっての表現は記憶の再現です。だからこそ相手のアタマの中で、その人の声を聴いたときに、その人のいまの様子が自分のデータベースでヒットして、こんな様子なんだと記憶を呼び覚ますことができる表現が必要とお伝えしています。

であるならば丁寧な挨拶は「語千後礼」ですから、見えない相手への謝辞の言葉の後には頭を下げる「礼」をする間が必要だ。と。その間の取り方で相手への気持ちやその深さが伝わっていくのだと。

アナウンスもその点は似たようなことではないかなと思っています。とはいえ、忙しかったり、安全第一ですから、そこまでは要求できませんよ!ほんとは!

世の中、色んな正しいと思われることを主張する方が多くなってきたように思います。そのための過剰反応、間違いにまで及ぶ過度の敬語など、いまここでおかしな方向に向かっていかないように言葉を見つめ直す必要があると思っています。

なぜならば、言葉は私たちの思考を認知するために必要なものだからです。
文法が思考パターンの軸になっているという話もあります。
「言葉」を大切に使いたいですね。

5か月前

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