すべてはつながっている
いじめの記事を読んで
いじめは良くないです。
できれば起きて欲しくない案件。
実は同級生がいじめで自殺しています。
いまでもふと思います。
あの時いじめをしていた人たちはどのように折り合いを付けて生きているのか。
どうやって自分のお子さんを育てているのか、彼らのお子さんたちはどんな風に育っているのだろうか。
おまえは何をしていたのかと聞かれるとなんとも言えないのですが…
自分としては普通に接してました。彼の家に遊びに行ったり、うちにも遊びに来たりと。
クラスでいじめが話題になり先生からどうすべきか…という事をひとりずつ書けという課題が出て「本人が意識して頑張るべきだ」なんて書いたのを覚えています。
その後、先生から母に連絡が入ったそうですけどねw
学校の責任?
その後、自分も教員なんて仕事についてクラス経営をしたわけですが…学校としていちばん辛いのが、各家庭には入り込めないこと。
あくまでも私個人の考えです。←ここ大切
暴言を吐いたり、暴力を振るったり、人の給食を食べちゃったりなどなど学校で教えていることではありません。
他の子に「くさい!」なんて言えるのはなぜでしょう。恐らく言われたことがあるか、言っているところをみたことがあるか、その時の状況でこれは使えると思うから学習するわけですよね。
どこまでその経験を辿っていけるかは分かりませんが、どう考えても大人の影響には違いありません。
誰かを批判する、それによって自分を正当化するそんな事が起きているのは…大人の社会ですね。
学校を擁護するつもりもありませんが、学校だけのせいにしてはいけない問題なのだと思っています。
問題を誰かのせいにしている人たち
いじめられているお子さんの身内の方は当然のことですが、取り巻く環境全てが関わっているのだという事。
「学校」は基本的には校内のことにしか行動を起こせないと言うこと。
構造を理解しなければ何も変わらない。
一事が万事
一極集中の都市構造もこれの影響になっているかもしれません。
二次元的な問題解決の手法は古く、ジグソーパズルの足らないパーツをはめ込めば問題は解決するなんて時代はもう終わっているのです。
今の問題は立体…更にはもう修正できない時間という軸も関わっているのだと思います。
まずは我々が当事者意識を持つこと。
子どもを守るのは大人の役割ですよ。
国があって国民が存在するわけではない。
我々がコミュニティを形成する。
その世の中を引き継いでいくのは子どもたちなのですから。